全てがネットで完結する時代に紙の時刻表を買う皆さんこんにちは。
今回は時刻表を買う人にとって永遠の問いであるJTBかJRかという議論について書いていこうと思います。
結論:どっちでもいい(好みの問題)
正直、この通りです。
どちらも掲載している情報自体に差異はなく、JR、JTBどちらを選択しても基本的に問題は発生しないはずです。
僕は昔から使っているということもあって圧倒的にJTB派なのですが、JR派も一定数存在しますし、結局どちらでも問題ないのです。
ただ、鉄道マニアの多くは時刻表の好みがあるらしく、一般人には到底理解できない域にいるそうです。
JTBのよさ
JRと比較して見やすい
これは大変主観的な考えですが、皆さんも実際に書店に行って見比べてみてください。
JRは二色刷りで見にくさが増幅されていますが、JTBの方が綺麗に序列されていて情報が見やすいです。
掲載の順番が自然
JRは会社毎に掲載されているのに対して、JTBはJR各社関係なく掲載されているので、利用者の立場に立った掲載と言えます。
従って、JTBの方が利用者にとっては優しい掲載をされているので、当然JTBの方が使いやすいのです。
ただ、これも人によって見方が変わってきますので、是非書店に足を運んで比較してみてください。
私鉄特急が完全
これも僕の利用目的に合っている部分があるのですが、私鉄特急が完全掲載されているのはJTBです。
JRは大雑把な記述の仕方をしていて、私鉄を利用する場合はやはり少々不便に思えます。
とはいえ、私鉄を利用する場合が限られている方などであれば特に問題にはならないでしょう。
「小さな時刻表」と共通のレイアウト
突然ですが僕は普段時刻表を二冊買います。
JTB時刻表と小さな時刻表です。
そのどちらもJTBが発行しており、小さな時刻表はJTBの一般的な時刻表を単純に縮小し、重要でないページを排除したものになります。
従って、字が小さいということ以外は特に変わらないのです。
そこで、僕は家に普通サイズのものを、出掛ける時には小さな時刻表を持っていきます。
そんな時に、家にある時刻表と持ち出す時刻表が同じレイアウトであれば混乱を最小限にできます。
ですので、時刻表を持ち出すことを考えている方はJTBを選択しましょう。
JRのよさ
みどりの窓口と共通
JRが公式で発行しているということもあり、みどりの窓口などのJRのきっぷ売り場に置いてあるのと同じものになります。
何故これが重要かといいますと、例えば出先で急遽迂回が必要になった場合や、列車に遅延が発生したものの、時刻表を持ち合わせていない場合に、みどりの窓口で迂回路や後続の列車を確認することがあるからです。
そういった時に、普段からJRの時刻表を利用していれば、使い方が慣れている為、違和感なく利用することが出来るはずです。
細かい案内が掲載されている
もちろんJTBにも正確な情報が掲載されているのですが、お得な切符の情報や規則についてはJR版の方が完全です。
故に、より正確で完全な情報が欲しいという方はJR版一択でしょう。
それ以外にも細かい差異はあるものの、本当にどっちでもいい
他にも色々お互いによさ悪さがあります。
ただ、それらは本当に些細なもので、正直どちらを選んでも基本的な情報に違いはありません。
当然といえば当然ですが、主目的である「時刻を把握する」ということに関してはどちらを選んでも関係ありません。
ということで、皆さんも書店に行って実際にお互いページをめくって比較してください。
そうすればきっと皆さんに合った時刻表が見つかるはずです。
では、また次回まで。