どうも、ロンドンで暮らしてる皆さんこんにちは。
今回は、絶賛留学中の僕がこれまでに自炊してきた料理をレシピとともにご紹介したいと思います。
ちなみに、一応僕の現在の状況を説明しますと、ロンドンの某理系大学に通ってる男子学生です。
つまり、僕の自炊の三本柱は、「安い」「早い」「簡単」の三つになりますので悪しからず。
また、この記事は随時更新していこうと思いますのでブクマの方もよろしくお願いします。
白米
言わずもがな、料理と言えるかも分からないレベルのものですが、これがイギリスだと難易度高め。
それでもご安心ください、炊き方よりもお米の方が重要です(余計不安になるわ)。
というのも、美味しい日本米を手に入れるのがめっちゃ難しい…
お米の見つけ方
今までアスダ、M&SなどでSushi Riceと書かれた寿司米を色々と試してきましたが、そこで学んだことがあります。
Sushi Riceは不味い
というのも、まず白米の粘性がない、そして甘味が皆無という酷い有様。
まあ、すしのこなんかと混ぜてちらし寿司にしたり、味をつけて炒飯にしたりする分には全く問題ないのですが、どうしても甘〜い白米が食べたくなるんですよね。
そんな時に発見したのがこちら!
じゃん!茨城県産のこしひかりですよ!!!
しかも2019年9月精米って、まだ2ヶ月しか経ってない!古米じゃない!
こちら、5kgを2袋、合計10kgで33ポンドでした。そんなに高くない!てか日本と同じぐらいじゃね???
では、どこで買ったかと言いますと、TK Tradingというお店です。
ロンドンだとジャパンセンター(通称ジャパセン)や、らいすわいんしょっぷ、当たり屋なんかが有名だと思いますが、こちらは僕の住んでいるNorth Actonからめっちゃ近い!
徒歩10分!
品揃えも悪くないですし、日本米がこんなに安いのはここぐらいしか知りません。
どうやらオンラインの通販もあるみたいなので一度覗いてみるといいかもしれません。
お店に関してはかなり分かりにくいところにある上、結構夜中は人気がなくて怖い場所にあるので、ご近所の方か、自家用車で行くことをおすすめします。
炊き方
さて、肝心の炊き方ですが、お鍋で炊く場合は「はじめチョロチョロ中ぱっぱ、ジュウジュウ吹いたら火を引いて、赤子が泣いても蓋とるな」と覚えてください。
要するに最初は強火で水が沸騰したら弱火にして、水がなくなったら火を切ってしばらく蒸す、ということです。
ちなみに水の量はお米の1.2倍、Britaの浄水器で濾過した水が好ましいです。
また、炊飯前に30分以上(一晩が好ましい)水につけておくと美味しく炊けます。
ただ、僕は学校に行ってる間にご飯が炊けてるっていう状況が欲しかったので、ついに禁じ手の炊飯器を購入してしまいました…
それがこちら!!!
みんな大好き無印良品の三合炊飯器です!
日本なら8000円程度で購入できる炊飯器ですが、イギリスだと約£160(約2万円強)、高い…
たまたま無印良品週間だったので10%引きで買えたのが救いでしょうか。
ていうか海外でも無印良品週間があることにびっくりでしたが、無印は5本指ソックスなど、イギリスでは手に入らない日本のものが売っているのでかなりありがたい存在です。
ただし海外価格で日本よりもかなり高いので電化製品の様にどうしても日本から持っていけない物だけを買うことをおすすめします。
ちなみに象印とかのブランド炊飯器だともっと高いので、それと比べたら全然安いです。
それに普通の炊飯機能、早炊き、タイマー、保温という日本の炊飯器で一般的な機能もついているので鍋炊きに疲れた方はぜひ。
炊き立てのご飯を毎日食べられるのは幸せですし、大学から帰ってきてからご飯を炊くことを考えたら時間の節約にもなって大変助かっております。
炒飯
ちょっと白米に文字数使い過ぎた感はありますが、炒飯は不味い米でも美味しくなる魔法のレシピ。
アスダでも手に入るSushi Riceだとそもそものお米がパラパラしてるので逆に簡単に作れちゃいます。
超簡単、それでもって美味しいという個人的には最強レシピ。
作り方は以下の通り
- フライパンに油を張って温める
- ベーコン、ソーセージなど適当に余ったお肉と炒める
- 刻んだネギを入れて一緒に炒める
- ボウルの中に熱々のお米と生卵を入れて混ぜる(卵でお米をコーティングするつもりで)
- 肉に火が通ったら卵ご飯をフライパンに入れて炒める
- いい感じに色がついてきたら醤油を適量入れて混ぜる
- 最後にいい具合に盛り付けて完成
ね、簡単でしょ?
このレシピのメリットは何かというと、食材の手に入りやすさ。
醤油なんかはどこでも売ってますし、お米さえあれば簡単に作れます。
オムライス
難しいイメージがあるオムライスですが作ってみたら意外に簡単でびっくりしました。
また、日本人のソウルフードの中でもかなり洋風なので、スーパーで簡単に手に入る食材で作れるというのがいいポイント。
こちらもケチャ飯でご飯の味をごまかせるのでアスダ飯にぜひ。
見た目はちょっと微妙ですが味は全然美味しいのでご安心ください。
作り方はこんな感じ
- ベーコンかハムなんかの適当なお肉と、玉ねぎ、人参なんかの適当な野菜を刻んだものを一緒にフライパンで炒める
- 火が通ったらケチャップをかけて熱々のご飯をフライパンに入れて混ぜる(この時にトマトピューレを入れるとより美味しいです)
- ケチャ飯が出来たら今度は「オム」の部分を作ります
- 卵二個をボウルの中で少量の塩と一緒にかき混ぜます
- 油を引いた大きめのフライパンに液を流し込んで火を通します
- いい感じに火が通ったら、「オム」の上に先ほど作ったケチャ飯を乗せて、お皿の上に盛り付けながらいい感じにオムライスの形にします
- 最後にケチャップを上から適当にかけて完成
結構適当に作っても美味しいのがいい点。
こちらも手に入りやすい食材で作ってあるのでオススメです。
また、卵がなくてもケチャライスとして美味しく食べれるので、僕は洗い物を減らしたい時はケチャ飯だけで食べることも結構あります。
友達にもお裾分けしたら喜ばれること間違いなしでしょう。
ハンバーグ
近日追加予定
焼き鮭
なんだかよくわからない状況ですが、日本食の大将と個人的に思う焼き鮭です。
こちらの問題は、塩鮭が手に入らないイギリスでどうやって塩鮭を作るか、というところです。
塩鮭の作り方
- イギリスのスーパーにある生鮭は鱗がつきっぱなので鱗を取り除きます。
- 食べたいサイズに切ります(鮭は高いので小さめに切るのがオススメ)。
- 表と裏に適当に塩を振ってなじませます。
- ラップで包んで冷蔵庫にイン!
- 数時間したら冷凍庫に入れます。
- 焼き鮭を食べたいと思う前日に冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍します、
焼き鮭の作り方
うちにはグリルがないのでフライパンでの焼き方になりますが、グリルがある方はそちらの方が簡単だと思いますのでぜひ。
- 中火で熱したフライパンに表側(盛り付けた時に上に来る方)を下にして焼き色をつけます。
- 焼き色がついたら弱火にして鮭を裏返して蓋をします。
- 4-5分したら完成です。
イギリスで手に入るサーモンは油が乗っているので焼き鮭にするのはもったいないですし、サーモン自体高級品なのであんまし作らないレシピの中の一つですが、たまに食べたくなった時に作ります。
ただ、こっちの魚は水銀の量も多いらしいので毎日食べてると健康被害が出てしまいそうです。
サーモンのホイル焼き
近日追加予定
カレーライス
近日追加予定
メンチカツ
近日追加予定
タコライス
近日追加予定
番外編:テスコで見つけた寿司
こっちに来てから一度も手をつけていなかったテスコ寿司ですが、先日めっちゃ割引かれていたのでつい買っちゃいました笑
なんたって3ポンドが75ペンスまで値下がりするって滅多にないですからね笑
それで、気になるお味はというと、激まずでした…
まず、米に芯が残ってるし、ネタも干からびてるし、巻物は何を入れたらこんなに酷い味になるのかがよく分からない状態です。
それでも回転寿司の一皿分の値段でこれだけの寿司が食べれただけでも嬉しいですし、なんといってもテスコ寿司が不味いことが分かっただけでも収穫と言えるでしょう。
ちなみに後日イギリス生まれイギリス育ちの日本人の友人に聞いたところ、イギリス人はこれが美味しいと思って食べるから日本に行った時により感動するんだ、とのことでした。
ん〜、寿司といえば回転寿司というぐらい特段舌が肥えている訳でもないんですが、イギリスに来るとそんなことも特別になってしまうのですね笑
まとめ
こんな感じで、イギリスでもロンドンでしたら簡単に日本で食べていた食事ができるんです!
イギリス文化を体験する為に交換留学なんかでイギリスにいる方は日本から離れた体験をされることをおすすめしますが、僕の様に文化交流とか関係なくただただ勉強の為に留学されている方や、駐在員の方なんかでしたら健康第一ですのでぜひ日本の家庭料理を食べて頑張ってください。
なんといっても身体が資本ですし、イギリスは外食をするとめっちゃ高いので、自炊することで節約にもなります。
ぜひ自炊をマスターしてイギリスにいながら日本にいる時と同じ食事体験をしましょう。
それでは、また次回まで。